2016年08月07日

結果の続報 7月30日サギコロニー調査

7月30日のサギコロニー結果続報です。

7月30日時点の弥富ICと蟹江ICのサギ合計羽数は4823羽となりました。
昨年7月時点の羽数は、5190羽です。数字上は約7%減ですがほぼ同数と言えます。
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次にサギの種別に5月から7月までの羽数変化をグラフにしました。羽数は蟹江IC,弥富ICの合計です。
先月の調査でコサギの数が減ってしまうという不思議な現象がありましたが、今回のカウントではコサギの数は減っておらず順調に増えていることがわかりました。おそらく6月は悪天候のため識別にバラツキがあったと推測されます。
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ちなみにサギ種類別の比率は下のグラフの通りです。準絶滅危惧種のチュウサギが半数を占めていることが分かります。この結果からわかるとおり、弥富・蟹江インターチェンジのサギコロニーは全国的にも非常に貴重なサギ生息地なのです。
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全国的にサギ生息地は市街地化によっておびやかされており、近隣住民との軋轢が絶えません。その軋轢とはたいていの場合、サギの糞で家や車が汚れる、糞が臭い、声がやかましい、といった苦情です。しかしサギたちは何も好んで住宅隣接地に営巣しているわけではありません。サギが従来生息していたコロニーの林を切り倒して宅地化してしまった人間側に元々の責任はあります。従って一方的にサギを悪者に仕立ててコロニーを伐採したりサギを追い立てたりするのは人間の身勝手です。とはいえ近隣住民の苦情が常識範囲内のものであるならばその声を無視することも出来ません。もし真剣に人とサギとの軋轢を解消しようとするならば行政が主体となってサギたちが安心して子育てできる環境を取り戻してやることが何よりも大切です。我々日本野鳥の会愛知県支部はもし行政が真剣に動くならばいつでも協力できるマンパワーと情熱があります。

さて、次回の第4回サギコロニー調査は、8月27日(土)午後2時30分集合です。
8月は幼鳥がほぼ巣立ちしてすごい群れで帰巣してきます。どうぞお楽しみに。

サギコロニー調査HP (http://herons-egrets.sakura.ne.jp/)

posted by Ted at 14:39| Comment(0) | サギコロニー調査