「こあじさしデコイでアート」は、コアジサシのデコイに、色を塗ったり改造したりしてオリジナルのデコイに仕上げるというものです。日本野鳥の会愛知県支部主催で2018年から開催しており、今年で5回目となりました。
今年は、作品提出宣言はあったものの、途中で提出をあきらめてしまった方々がいらっしゃったため、作者さんは2名と少ないですが、いずれも大変に楽しく素晴らしい作品となりました。(写真をクリックすると拡大します)
@「ブンあじさし(シルバー)」、「ブンあじさし(シナモン)」愛知県小牧市 Mさん
作者コメント:「昨年に引き続きわが家の文鳥がモデルになってくれました。わが家にブンあじさしが増えるとともにこあじさしの数がどんどん増えていきますように。」
事務局コメント:文鳥を題材とした作品です。Mさんは、昨年も文鳥を題材にした作品を発表されていて、文鳥に対するポカポカとした温かい思いが伝わってきますね。あまりに文鳥すぎて、原型がコアジサシであることを忘れてしまいそうです。

こちらは昨年の作品「ブンあじさし(白) ブンあじさし(桜)」です。今年の作品と合わせてご鑑賞下さい。

これで、白、桜、シルバー、シナモンが揃いましたね。この先が楽しみです。
A「Hovering」「Dive Down」「Courtship Feeding」「Nestling period」
愛知県岡崎市 Tさん
事務局コメント:ここからは、Tさんの連作を発表します。Tさんは日本野鳥の会愛知県支部の支部報表紙の野鳥イラストを描いている方です。今回の4連作は、2次元のイラストと3次元のコアジサシデコイが融合した、あっと言わせる作品となりました。イラストの顔の部分がくり抜いてあり、そこからコアジサシデコイが顔を出すという趣向です。観光地によくある写真撮影用の顔出しパネルのような楽しい作品です。
「Hovering (ホバリング)」

「Dive Down(飛び込み)」

「Courtship Feeding (求愛給餌)」

「Nestling period(育雛期間)」

全部一緒に。

愛知県支部は昨年秋から今年の夏にかけて、オンライン講座「超簡単!あなたも読める英語鳥図鑑入門」を開催したのですが、Tさん、さっそく英語図鑑のかっこいい表現を作品に取り入れていますね。さすがです。
Tさんは昨年もイラストとの組み合わせで作品を発表しています。昨年の作品はこちらです。

作品紹介は以上です。
今シーズン、愛知県支部ではコアジサシデコイによるコアジサシ保護活動は実施できませんでしたが、来年こそはコロニーの場所を確保してコアジサシ保護活動を成功させたいと思います。
また応援よろしくお願いします。
最後に、今回も作品を提供してくださった小牧市のMさん、岡崎市のTさん、どうもありがとうございました!
日本野鳥の会愛知県支部
こあじさしデコイでアート事務局
過去の「こあじさしデコイでアート」ブログはこちら
2021年こあじさしデコイでアート
2020年こあじさしデコイでアート
2019年こあじさしデコイでアート