2016年05月25日

支部役員のお仕事

 今回は少し趣をかえて、日本野鳥の会愛知県支部の役員がどんなことをしているかを紹介します。

 20名ほどいる愛知県支部役員はすべてボランティアで無給です。引退した方もいればまだまだ現役の方もおり、その職業はエンジニア、大学の先生、コンサルタント、獣医あるいは大学院生など様々です。支部会員の中からこの人なら役員としてやっていただけそうだ、という人に役員から声をかけて、引き受けてもらえそうならば役員会の議題にかけられ、そこで承認されると役員となります。

 支部長、副支部長そして、普及企画部、保護部、調査研究部、総務部、写真部などがありそれぞれに部長、副部長がいます。月1回、第1土曜日の午後3時から定例役員会を開催、名古屋市北区にある愛知県支部の事務所に集まってさまざまな議題について話し合いをします。サギ調査・コアジサシ保護関連や写真展、宿泊探鳥会、県への要望書や抗議文、藤前干潟協議会報告、親子セミナー企画などなど、その報告内容や議題はとてもここには書ききれません。

 役員の皆に共通する点は「鳥が好きでたまらない」ただこの1点です。写真が好きな人、鳥見の旅行が好きな人、調査・保護活動が好きな人、人に教えるのが好きな人など、役員それぞれに好みがあり様々な個性や特技を持った人の集まりですが、この「鳥が好きでたまらない」というキーワードを軸にして、自分の時間を犠牲にして支部会員の皆様のために、野鳥保護のためにと身銭を切って集まっている人たちなのです。

 私も入会2年目にして役員に誘われ、気がついたら首までどっぷりと支部の活動につかっています。おかげで鳥見に行く時間も取れなくなってしまいましたが、役員になる前と比べると人生が非常に充実しているように感じます。

では、それぞれの部の活動を紹介します。

■普及企画部
 宿泊探鳥会、定例探鳥会、平日探鳥会の企画運営を中心として、日本野鳥の会本来の目的である「野鳥を観察して楽しむ」という王道を皆様にお伝えするのがこの普及企画部です。特に宿泊探鳥会は必要最低限の費用で最大限の楽しみが約束される探鳥会として年3回〜4回実施されています。普及企画部の部長はまるで旅行代理店のように楽しみを参加者に提供します。

■写真部
 写真展の運営を中心として活動しています。写真部メンバーの中にはプロ級の腕前の人もいます。

■調査研究部
 愛知県定点調査のとりまとめ、サギ調査、コアジサシ調査などをしています。愛知県定点調査は今年で50年目を迎えました。50年も継続して愛知県の20か所以上を調査しています。これほどの長期間にわたって継続的に調査をしている県は他にありません。
またサギ調査では、蟹江・弥富ICのサギコロニー調査を中日本高速道路(株)から受託して2011年から生息調査を実施しています。

■保護部
 藤前干潟協議会での活動、木曽岬干拓地の猛禽類調査、メジロの飼育登録監視等をしています。木曽岬干拓地の猛禽調査は雨ニモマケズ風ニモマケズ1年を通じて実施、その調査の過酷さは比類がありません。しかしチュウヒの飛ぶ雄姿をみた瞬間にはその苦労も吹っ飛びます。

■総務部
 支部報の編集や、上記いずれの部も守備範囲外の内容すべてを担当しています。(なんでも部)

■会計
 支部のお金の管理。結構大変そうです。

 さて、役員のお仕事の紹介は以上です。
もし役員のお仕事(繰り返しますが、無給です!!)に興味を持たれた方はぜひ最寄りの役員の方と顔見知りになってください。そのうち肩を「ポン」とたたかれて引き抜きに合うことでしょう。

今よりもさらに充実した野鳥人生が待っています!(と思います。)



posted by Ted at 20:39| Comment(0) | お知らせ
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