2018年08月18日

GoogleMapでサギ探し

GoogleMap、GoogleEarthの航空写真は解像度が高く30cm位のものでも写っています。
GoogleEarth Pro(パソコン用のダウンロード版)では航空写真の撮影年月日がわかり、過去の写真と入れ替えて見る事が出来ます。

たまたま、このGoogleEarth Proを使っていると撮影年月日が2017年5月30日である事に気付いた。
「ん?、去年の5月という事はサギが集まる頃ではないか?」と思い、試しに「蟹江IC」を検索してみる。
(注釈:「東名阪自動車道蟹江IC」はネクスコ中日本により保全されるサギのコロニーがある)
そしてそのループ辺りをどんどん拡大していく。ある大きさに拡大されると突然白い点々が星空の如く現れた。
高い木のてっぺんを中心に白く点在している。「おぉ〜〜、サギだ〜!」よく見ると巣もわかる。
その気になったら一羽一羽数える事もできる。
1.jpg
写真上:白い点がサギ(画像をクリックすると拡大します)

「Google、すげぇ〜〜!」
  それで、このGoogleMapで新たなサギコロニーを探してみる事にした。

<いきさつ>
2018年、愛知県稲沢市矢合町のサギコロニーが消滅しました。(注釈:「愛知県稲沢市矢合町」で検索)
2016まで最大2000羽近くになるコロニーでしたが西は市営団地、南は小学校、東は矢合観音と民家密集地でした。
そのため以前から臭い、騒音による苦情がありました。
2017年、その大部分を占める樹林を伐採したところ、矢合観音の駐車場にある数本の大木に密集する形となりました。
2018年、その大木も伐採されサギコロニーはなくなりました。
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上写真 2016年10月撮影 西は市営住宅、南は小学校(プール)、東は矢合観音と民家密集地(画像をクリックすると拡大します)

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上写真2017年5月撮影 樹林が伐採され、右下(プールの東)の木に営巣した。拡大するとサギがわかる(画像をクリックすると拡大します)

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上写真2018年4月撮影 プールの東の木も伐採されコロニーは消滅した。(画像をクリックすると拡大します)

このいきさつから、昨年、大伐採であぶれたサギが他でコロニーを形成していたのではないか、
その場所はここ(矢合町)からそんなに離れていないのではないか、と思い、Googleを使って探してみることにした。

<調査の方法>
1.GoogleMapのマイマップという機能を利用して樹林にサギに見える白い点や巣のようなものを見つけて、
そこにマークする(マイマップではマークした位置を保存できる)。
矢合町を中心に16カ所を候補としてマークした。
2.このマイマップを共有して他の人でもスマフォやタブレットで見られるようにする。
3.マークした位置をスマフォやタブレットに表示してその場所へ行き、現地で確認する。
  ルート検索を利用すると迷わずに行ける。
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写真上 紫のマークが候補地、この場所をスマフォを頼りに現地で確認する
(画像をクリックすると拡大します)


<調査の結果>
1.大きな白い花がサギのように見えたところがあった(サギだけにだまされる)。
2.伐採によって出来たわけでなく以前からあったと思われるコロニーが見つかった。
3.元の場所から200m程離れた位置に新しいコロニーが出来ていた。
4.同じく元の場所近くでアオサギが少数営巣していた所に他のサギも加わって大きくなっていた。
ということがわかった。
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新たに見つかったコロニー(画像をクリックすると拡大します)

偶然、写真の撮影日と繁殖期が重なった事からできた訳ですが、それにしても
 Googole、半端ね〜!
この方法で愛知県中を探したら面白いけど、そこまでの根気がありません。
だれか「私、やります!」って言ってくれる人いないかな〜?

日本野鳥の会愛知県支部 
支部長 新實 豊


日本野鳥の会愛知県支部HP http://www.wbsj-aichi.org/
サギコロニー調査HP http://herons-egrets.sakura.ne.jp/



















posted by Ted at 21:17| Comment(0) | サギコロニー調査
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