2017年11月05日

コアジサシ保護の助成金決定

コアジサシ保護活動のために、ある助成金のファンドに助成金を申請したところ、
審査に合格して助成金をいただけることになりました。

そこで今から来年の夏にかけてコアジサシ保護活動を本格的に実施します。

今回のコアジサシ保護活動の目玉は、コアジサシデコイの作成の際に、金型を作成することです。

金型というのは、タイ焼きの鉄板をイメージしてもらうとわかりやすいのですが、
タイ焼きをひとつひとつ手作りすると、タイの形を作るのに大変な手間がかかりますが、
タイ焼き鉄板があれば同じ形のものを何千個と作ることが出来ます。

これと同じ理屈で、コアジサシのデコイを作るのに手で木を削って作るのは大変な手間がかかりますが、
金型があれば同じ形のものを何千個と作ることができます。

今回はコアジサシ用の金型を作ってデコイを大量生産し、それらをコロニー候補地において、
コアジサシを誘導し、繁殖の手助けをしようというものです。

コアジサシデコイの材質は木粉入りプラスチックです。廃材の木粉を利用した環境に優しい材質です。

コアジサシデコイは全国で同じようにコアジサシ保護活動をしている団体にも利用してもらって、
コアジサシ保護活動を全国規模でサポートしたいと思っております。

12月にはデコイ金型を手配して来年2月頃に金型完成、試作、量産、という予定です。

もしコアジサシデコイに興味ある方は日本野鳥の会愛知県支部に御一報下さい。
木を削り出してデコイを作るよりは安価に手間なく提供できると思います。
今のところデコイ1体1600円くらいの予定となっています。

日本野鳥の会愛知県支部 http://www.wbsj-aichi.org/







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2016年12月21日

リトルターン報告会

12月3日(土)、NPO法人リトルターン・プロジェクト「報告会」に参加して報告を拝聴してきました。リトルターン・プロジェクトは、東京都森ヶ崎水再生センターの施設屋上に作られたコアジサシの人口営巣地の保護や整備を行っているNPO法人です。愛知県支部はこの人口営巣地の整備活動や観察会への参加、あるいは代表の北村氏を愛知県にお招きして講演をしていただくなどの交流をしています。
今回の報告会は2016年度のコアジサシ営巣結果報告や、7人のパネリストによるパネルディスカッションなどがあり、興味深い報告会でした。このリトルターンプロジェクトによるコアジサシ営巣地保護活動は、NPO、行政、それに市民が三位一体となって活動をしているという点で野鳥保護活動の理想の形をとっています。特に私が興味をもったのは、野鳥保護活動に対してなぜこれほど緊密な関係を行政とNPOが築くことができたのか、という点でした。パネルディスカッションの質疑応答でその点をお聞きしたところ、もともと行政と関係の深い方が活動の初期から参加していて、そのおかげで活動初期から行政と友好な関係を行政と築くことができた、ということでした。やはり何事も人と人とのつながりが大事なのですね。
ちなみにその質問の後、愛知県支部の活動に話を振ってもらったので、量産コアジサシ金型の宣伝を少しさせていただきました。3Dプリンタによるプロトタイプのコアジサシデコイを持参していたのでそれを取り出して見せると皆様、興味深げに見ていました。そして報告会が終わった後、飛び入りでリトルターンの懇親会にも参加させてもらったのですが、その席にも行政の方が参加されており非常に打ち解けた感じの楽しい懇親会でした。愛知県支部ではまだそこまで緊密な関係が行政とはないため、ある意味少しうらやましくもありました。
愛知県にも行政関係者で野鳥保護活動に興味のある方は少なからずいらっしゃると思います。
特に教育関係の方(例えば教育委員会の方とか)で環境教育の一環として野鳥保護活動に興味ある方がいたらぜひ協同したいですね。サギコロニーと人との共生やコアジサシ保護、または干拓地の野鳥保護活動など環境教育の生の教材をたくさん提供できると思います。

さて、愛知県支部の金型によるコアジサシデコイ量産プロジェクトですが、助成金の獲得以外の方法でも資金調達の道を模索しつつ来年こそ実現したいと思っています。

日本野鳥の会愛知県支部HP http://www.wbsj-aichi.org/
サギコロニーHP http://herons-egrets.sakura.ne.jp/
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2016年04月04日

残念。助成金落選

コアジサシデコイプロジェクトの続報です。

量産型コアジサシデコイの金型費用捻出のために申し込んでいた助成金の審査に落選してしまいました。
残念。。。

ということで次の策を考えます。しかし量産型デコイはちょっと今年のコアジサシ繁殖シーズンには間に合いそうにありません。来年度に期待です。

それと、今年度も名古屋港のポートアイランドの上陸調査をする予定です。
名古屋港ポートアイランドは名古屋港の海底を浚渫して出た土砂をどんどん積み上げてできた埋め立て島です。その広さはなんとナゴヤドーム約53分! 一般の立ち入りは禁止となっています。
Portisland.jpg

昨年度は国交省の船に乗船させてもらって上陸調査を実施しました。
その際はコアジサシの営巣は確認できませんでしたが、ポートアイランドはまさに野鳥の楽園の様相を呈しており、回りを海に囲まれた最高のロケーションであることが確認できました。今後営巣の可能性は十分にあると考えています。春秋のシギ・チドリの休息地になっている可能性が非常に高く、また昨年末に弥富市の鍋田干拓地に飛来したナベヅル13羽のねぐらとなっていた可能性もあるためその重要性は増すばかりです。

ただし、この野鳥の楽園を開発して経済的に有効活用しよう、という不穏な空気が漂っているため今後の動向に注視する必要があります。



posted by Ted at 11:17| Comment(0) | コアジサシ保護