2017年02月05日

名古屋港ポートアイランドを野鳥の保護区にする活動

愛知県の名古屋港にあるポートアイランドは名古屋港をしゅんせつして発生した土砂を積み上げて出来た人口島です。ここは国土交通省中部地方整備局の管理管轄で、国土交通省の資料によれば面積は257万m2、これはナゴヤドーム53個分の広さです。
名古屋港地図1.png

当初の予定を3倍以上も上回る土砂が積み上げられていてその高さは10mを越えすでに限界となってきており、国土交通省では新な土砂処分場を検討しています。

さて、このポートアイランドですが名古屋港の南端というロケーションでもあり、中部経済連合会は自動車の輸出基地としてモータープールの建設を求めてます。また愛知県会議員が海底トンネルによるアクセスを提案し、大村知事に対してポートアイランドへのアクセス方法調査費の予算化を求めるなど各方面がポートアイランドの産業利用に向けて動き出しています。

さて、日本野鳥の会愛知県支部では2年続けてポートアイランドに合法的に上陸して野鳥の生息調査を実施しています。その結果、ポートアイランドは野鳥の生息場所に十分に適する場所であることが判明しました。
適度に湿地があり、草も生えて、野鳥のエサやねぐら利用が確認されています。
ここ数年弥富市に飛来したナベヅルがねぐらとして利用している可能性が高いことや、絶滅危惧種である猛禽類のチュウヒ複数がエサ場として利用していることも分かっています。また絶滅危惧種でさらに種の保存法で国際希少野生動物種に指定されているコアジサシの営巣地としても適していると思われます。

そこでこのポートアイランドを産業利用するのではなく、野鳥の保護区として整備し、環境学習の場として活用することを提案したいと思います。

陸地から離れているということで人の攪乱がないことや天敵がほとんどいないという好条件から、このポートアイランドを野鳥の保護区として整備し、環境学習の場とすることは、「生物多様性の重要性を認識する」というCOP10愛知目標の精神に十分に合致するものです。

具体的な活動計画はこれからですが、もしこの意見にご賛同いただけるならば調査や活用方法の具体的アイデア等に御協力いただければと思います。

ポートアイランドを野鳥の保護区にする活動 ホームページ http://www.wbsj-aichi.org/port_island/page.html
日本野鳥の会愛知県支部 http://www.wbsj-aichi.org/
サギコロニー調査 http://herons-egrets.sakura.ne.jp/








posted by Ted at 22:42| Comment(0) | ポートアイランド