2018年09月04日

サギカウント調査結果 2018年8月25日

2018年8月25日、今シーズン最後となる蟹江ICサギコロニーのカウント調査を実施しました。
参加者25名。例年8月調査は参加者が減ります。学生さんたちが帰省してしまうのと、暑いことが要因でしょう。一番サギの羽数が増える月なので来年からはもう少し参加者を確保したいと思います。

さて、今回もYさんにお菓子を準備していただきました。いつもながらのグッドチョイスです。
準備ありがとうございました!
2018.8.25-okashi.jpg

今回の調査では、西側からの飛来が非常に多かったです。アマサギの20〜30羽の群れが次から次へと帰巣する様は壮観でしたね。カウントを担当した人は息をつく間もないほどでした。

最終的なサギの羽数は約4600羽となりました。弥富ICの分がそのまま蟹江ICコロニーに集まったようです。昨年と比較すると微増でした。蟹江ループ内は完全にオーバーフローして、北側の法面の樹林地で営巣&ねぐら利用しています。
2018.8.25-1.jpg


弥富IC内に設置したサギデコイですが、草に覆われてみえなかったところ、周辺の草刈りを実施して少し見えるようにしてもらいました。せめてねぐら利用してもらえないかと考えていたのですが、この日も確認できたサギの羽数はゼロでした。いったん忌避されると容易なことではサギはコロニーに戻ってこないようです。
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さて、今シーズンのサギカウント調査は終了しました。

これで一息かと思いきや、愛知県支部では新たな調査研究を計画しています。

サギと人との軋轢を解消するには、サギを人のいない場所に誘導してそこに営巣地を確保してやることが重要だ、とこのブログで何度も紹介してきました。
そのため弥富インターチェンジ内にデコイを設置して誘導実験をしてきたのですがまだ結果が出ていません。

そこで根本的なところに立ち返り、サギデコイそのものの誘引効果を確認するため県内某所にサギデコイを設置して、サギが忌避するのかそれとも引き付けられるのかの実験を年内に実施します。
そのために現在、準備中です。

人とサギとの軋轢解消に向けて何とかコロニー誘導作戦を成功させたいと思います。

日本野鳥の会愛知県支部HP http://www.wbsj-aichi.org/
サギコロニー調査HP http://herons-egrets.sakura.ne.jp/





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2018年08月18日

GoogleMapでサギ探し

GoogleMap、GoogleEarthの航空写真は解像度が高く30cm位のものでも写っています。
GoogleEarth Pro(パソコン用のダウンロード版)では航空写真の撮影年月日がわかり、過去の写真と入れ替えて見る事が出来ます。

たまたま、このGoogleEarth Proを使っていると撮影年月日が2017年5月30日である事に気付いた。
「ん?、去年の5月という事はサギが集まる頃ではないか?」と思い、試しに「蟹江IC」を検索してみる。
(注釈:「東名阪自動車道蟹江IC」はネクスコ中日本により保全されるサギのコロニーがある)
そしてそのループ辺りをどんどん拡大していく。ある大きさに拡大されると突然白い点々が星空の如く現れた。
高い木のてっぺんを中心に白く点在している。「おぉ〜〜、サギだ〜!」よく見ると巣もわかる。
その気になったら一羽一羽数える事もできる。
1.jpg
写真上:白い点がサギ(画像をクリックすると拡大します)

「Google、すげぇ〜〜!」
  それで、このGoogleMapで新たなサギコロニーを探してみる事にした。

<いきさつ>
2018年、愛知県稲沢市矢合町のサギコロニーが消滅しました。(注釈:「愛知県稲沢市矢合町」で検索)
2016まで最大2000羽近くになるコロニーでしたが西は市営団地、南は小学校、東は矢合観音と民家密集地でした。
そのため以前から臭い、騒音による苦情がありました。
2017年、その大部分を占める樹林を伐採したところ、矢合観音の駐車場にある数本の大木に密集する形となりました。
2018年、その大木も伐採されサギコロニーはなくなりました。
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上写真 2016年10月撮影 西は市営住宅、南は小学校(プール)、東は矢合観音と民家密集地(画像をクリックすると拡大します)

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上写真2017年5月撮影 樹林が伐採され、右下(プールの東)の木に営巣した。拡大するとサギがわかる(画像をクリックすると拡大します)

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上写真2018年4月撮影 プールの東の木も伐採されコロニーは消滅した。(画像をクリックすると拡大します)

このいきさつから、昨年、大伐採であぶれたサギが他でコロニーを形成していたのではないか、
その場所はここ(矢合町)からそんなに離れていないのではないか、と思い、Googleを使って探してみることにした。

<調査の方法>
1.GoogleMapのマイマップという機能を利用して樹林にサギに見える白い点や巣のようなものを見つけて、
そこにマークする(マイマップではマークした位置を保存できる)。
矢合町を中心に16カ所を候補としてマークした。
2.このマイマップを共有して他の人でもスマフォやタブレットで見られるようにする。
3.マークした位置をスマフォやタブレットに表示してその場所へ行き、現地で確認する。
  ルート検索を利用すると迷わずに行ける。
5.jpg
写真上 紫のマークが候補地、この場所をスマフォを頼りに現地で確認する
(画像をクリックすると拡大します)


<調査の結果>
1.大きな白い花がサギのように見えたところがあった(サギだけにだまされる)。
2.伐採によって出来たわけでなく以前からあったと思われるコロニーが見つかった。
3.元の場所から200m程離れた位置に新しいコロニーが出来ていた。
4.同じく元の場所近くでアオサギが少数営巣していた所に他のサギも加わって大きくなっていた。
ということがわかった。
6.jpg
新たに見つかったコロニー(画像をクリックすると拡大します)

偶然、写真の撮影日と繁殖期が重なった事からできた訳ですが、それにしても
 Googole、半端ね〜!
この方法で愛知県中を探したら面白いけど、そこまでの根気がありません。
だれか「私、やります!」って言ってくれる人いないかな〜?

日本野鳥の会愛知県支部 
支部長 新實 豊


日本野鳥の会愛知県支部HP http://www.wbsj-aichi.org/
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2018年08月14日

Roosting Swallow Watching

The Barn Swallow, the most common swallow in Japan, migrates from South East Asia to Japan every March. The Swallow uses man-made structure to breed from April to late July. After the breeding period, they make a large flock and fly back to their roost in a reed bed at sunset. Watching the roosting flock of Barn Swallows, called “Roosting Swallow Watching”, is a regular summer event for many birding clubs in Japan. And we just had our Roosting Swallow Watching on August-5-2018.

We got together at a park with a reed bed at 6:00 pm. The sunset time of the day was 6:52 pm and the swallow roosting usually begins 15-20 minutes before sunset. So we had a small lecture about the Barn Swallow for participants before the roosting began.
Here is a photo of the speaker, putting on a swallow headband with a picture card.
(The center person, putting on the swallow headband, is the club director, Niiomi-san)
Speaker with a swallow headband.jpg

Around 6:30 pm, a couple of swallows arrived on the sky and flied about on the reed bed. Now the swallow roosting began. Sitting on the lawn, we watched and enjoyed it.
6.30 pm.JPG

Gradually, the number of swallows increased, and the swallow roosting climaxed around 6:50 pm.
6.50pm.jpg
(Photo by Murakami-san)

Thousands of swallows flied around and dived into the reedbed one after another.
The only word we could say in this climax scene was “Incredible!”.
roosting climax.jpg
(Photo by Murakami-san)

After the climax, the number of roosting swallows gradually decreased, then the swallows in the reedbed became quiet around 7:30 pm.
(Photo by Murakami-san)
swallows in reedbed 7.30pm.jpg

This amazing swallow show can be seen during mid-summer, and gradually cannot be seen as summer is gone. And then, when their figure completely disappear, we feel autumn is coming in Japan.

T.N






posted by Ted at 22:39| Comment(0) | その他