2017年05月01日

サギコロニー調査シーズン開幕

4月30日(日)、今シーズン最初の蟹江・弥富インターチェンジのサギコロニー調査を実施しました。

参加者は22名。
ゴールデンウイークの最中で急なアナウンスにも関わらず大勢の調査員の方々が集まってくれました。

今回は事前調査ということでインターチェンジのループ内への立ち入りはせず、
蟹江IC、弥富ICのループ外を車で走行しながら目視と動画撮影にて営巣状況を確認、
さらにICの外回りも歩いて営巣状況をチェックしました。

その結果、以外なことが判明。
なんと今年は弥富ICでの営巣が現時点でゼロでした。
そのかわり蟹江ICではループ内に数百羽の営巣を確認できました。
これからさらにチュウサギやアマサギが営巣にやってきますが、もしこのまま弥富ICでの営巣ゼロが続くと、弥富ICコロニー消滅、ということになりかねません。
いままで弥富ICで営巣をしていた個体はどこへ行くのか。
蟹江ICに集中するのかそれとも周辺に分散するのか。
今年はサギたちの行動に注目する必要があります。

さらに今年の注目ポイントとして、このサギコロニーにテレビ番組の取材が入っています。
その番組はNHK「ダーウィンが来た!」。
今年3月から取材が始まり、8月頃まで撮影を続け、今年の秋頃に放送予定です。
愛知県支部としてもこの取材に可能なかぎり協力し、我々も知らなかったような新たな知見が得られないか、と期待しています。

日本野鳥の会愛知県支部 http://www.wbsj-aichi.org/
サギコロニー調査 http://herons-egrets.sakura.ne.jp/
ポートアイランドを野鳥の保護区にする活動 http://www.wbsj-aichi.org/port_island/page.html
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2017年04月19日

藤前干潟の保全

ラムサール条約登録湿地である藤前干潟。ここで今問題になっていることがあります。

fujimaehigata.jpg

シジミをとるために漁船で藤前干潟に侵入し、本格的な装備で根こそぎシジミを取っていく人たちがいるのです。

そのためか、ここ数年、シジミのような2枚貝を主食とするスズガモというカモの仲間が目に見えて減っています。

藤前干潟はラムサール条約登録湿地であると同時に特別鳥獣保護区にも指定され、そこの野生動物は厳重に保護されています。
ところがその保護されている野鳥の貴重な食糧源であるシジミの漁を規制する法律がないのです。
法的には問題がないため、シジミ漁をする人々に対して誰も何も言うことができません。

その結果、野鳥の数が減ってきているのです。

これでは一体何のためのラムサール条約登録かわかりません。

そこで、我々日本野鳥の会愛知県支部と藤前干潟に関連する自然保護団体は、このシジミ漁を規制するための
運動を展開することにしました。

まずは名古屋市に対して何らかの形で要望書を提出すべく今後活動していきます。

最終的な目標は、藤前干潟での漁やレジャーボートの侵入等を規制する条例を策定し、
藤前干潟をより野鳥が生息しやすい環境にすることです。

そのためには世論の力が必要です。

もしこの考えにご賛同いただけるならば、ぜひこの問題をSNS等で世の中に向けて発信して下さい。
お知り合いに新聞社や報道関係の方がいればこの問題を教えてあげて下さい。

そして世論の関心を藤前干潟の環境保全に向けていただければありがたいです。

どうぞよろしくお願いします!

日本野鳥の会愛知県支部 http://www.wbsj-aichi.org/
サギコロニー調査 http://herons-egrets.sakura.ne.jp/
ポートアイランドを野鳥の保護区にする活動 http://www.wbsj-aichi.org/port_island/page.html






タグ:藤前干潟
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2017年02月05日

名古屋港ポートアイランドを野鳥の保護区にする活動

愛知県の名古屋港にあるポートアイランドは名古屋港をしゅんせつして発生した土砂を積み上げて出来た人口島です。ここは国土交通省中部地方整備局の管理管轄で、国土交通省の資料によれば面積は257万m2、これはナゴヤドーム53個分の広さです。
名古屋港地図1.png

当初の予定を3倍以上も上回る土砂が積み上げられていてその高さは10mを越えすでに限界となってきており、国土交通省では新な土砂処分場を検討しています。

さて、このポートアイランドですが名古屋港の南端というロケーションでもあり、中部経済連合会は自動車の輸出基地としてモータープールの建設を求めてます。また愛知県会議員が海底トンネルによるアクセスを提案し、大村知事に対してポートアイランドへのアクセス方法調査費の予算化を求めるなど各方面がポートアイランドの産業利用に向けて動き出しています。

さて、日本野鳥の会愛知県支部では2年続けてポートアイランドに合法的に上陸して野鳥の生息調査を実施しています。その結果、ポートアイランドは野鳥の生息場所に十分に適する場所であることが判明しました。
適度に湿地があり、草も生えて、野鳥のエサやねぐら利用が確認されています。
ここ数年弥富市に飛来したナベヅルがねぐらとして利用している可能性が高いことや、絶滅危惧種である猛禽類のチュウヒ複数がエサ場として利用していることも分かっています。また絶滅危惧種でさらに種の保存法で国際希少野生動物種に指定されているコアジサシの営巣地としても適していると思われます。

そこでこのポートアイランドを産業利用するのではなく、野鳥の保護区として整備し、環境学習の場として活用することを提案したいと思います。

陸地から離れているということで人の攪乱がないことや天敵がほとんどいないという好条件から、このポートアイランドを野鳥の保護区として整備し、環境学習の場とすることは、「生物多様性の重要性を認識する」というCOP10愛知目標の精神に十分に合致するものです。

具体的な活動計画はこれからですが、もしこの意見にご賛同いただけるならば調査や活用方法の具体的アイデア等に御協力いただければと思います。

ポートアイランドを野鳥の保護区にする活動 ホームページ http://www.wbsj-aichi.org/port_island/page.html
日本野鳥の会愛知県支部 http://www.wbsj-aichi.org/
サギコロニー調査 http://herons-egrets.sakura.ne.jp/








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